2017年11月19日

DAVINCI RESOLVE

おおざっぱですが、BMD社(ブラックマジックデザイン)から提供されている、グレーディングソフトのDAVINCI RESOLVE無償版を画調調整用にテストしてみました。
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Logで撮られた素材を読み込みます。お馴染みの眠たいトーンです。(Log撮影については、このサイトの活用ガイドが一番わかりやすいと思うので初見の方は一度ご覧ください。https://www.sony.jp/support/ichigan/enjoy/movie/s-log/picture-profile.html)
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SONY純正のLUTを充てて、通常のHD放送向け色域に復元変換。Catalystの時と同等に自然な画調に戻ります。
現状、SONYからLUTプロファイルが提供されているツールは同社のCatalystと、このDAVINCI RESOLVEしかありませんので、他の編集ツールでは近似値的な色彩にしか復元出来ません。
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ついでに、輪郭補正もかけてみました。色補正とも、かなり細かいパラメーターによる調整が可能です。また、写真では紹介しませんが、BMD社のIOを繋いで映像モニタと同時出し調整も出ます。
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この状態で出力すれば補正済みのファイルが書き出せます。無償ソフトなのにAvidのDnxファイルも対応しているのは嬉しいですね。他にもProRes、GVのHQ・・・と色々変換できるようです。
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DAVINCI RESOLVEについては、これまでは、難しそうで、とっつきにくい印象から、手を出していないツールでした。しかし、使って見ればキーボードの配列もMedia composer、premiere、FCPX別に設定できたり、激重な4K60PのXAVCファイルでも動作が軽いことが意外でした。一度体験すれば使いやすいソフトだと思います。何より至近verでは編集ソフトとしての機能も充実して来ていて、無償版でも他社ソフトには標準でない機能が色々と扱える事は凄いことです。今回、日本語マニュアルの関係でv12.5での試用でしたが、次は最新のV14.1で活用方法を模索する予定です。
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2017年10月11日

SONYのCatalyst Prepareを試してみました。

連休に撮ってきた画像整理作業のプレビューで、SONYのCatalyst Prepareという簡易編集?・グレーディングソフトを試してみました。

撮影はLogガンマ(SONY S-log3)モードという形式で、撮った映像はこのような明暗差のないトーンですが、後処理で、幅広い画調の調整が可能になります。もちろん、カメラのVFはLUT補正切換により、最終形態に近い映像を見ながら撮影出来ます。業界で最近、良く出てくるLUT(ルックアップテーブル)というやつですが、Log収録素材を目的の色彩・明るさへ変換するための補正係数とでも考えて貰えば差支えないかと思います。
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ファイルを読み込んで、出力を通常のBDや放送で見ているSDR(REC.709)モードへのLUTを充てた状態です。
SONYの XAVCファィルなら、素材ファイル側の設定は自動的に行われるので弄る必要がありません。また、このソフトでは他社のLog形式プリセットは搭載していませんので基本、SONY専用品ですね。
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LUTを今、はやりのHDRに変えた状態です。色が濃すぎる感もありますが綺麗ですね。
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でも、私や、多分皆さんが視聴しているPCディスプレイ自体が709規格ですんで、これでも役不足です。HDR対応商品が普及すれば、家電コーナーで展示されている新型4Kテレビのデモ画像のような、もっと深みのある画調になる筈・・。

以上はプリセットの簡易的なLUTを充てただけの状態ですが、どちらも、このまま使って良い位です。さすが純正といったところでしょうか。実務のグレーディングでは下の色調整ボタンを押すと各パレットが開くので、必要であれば、さらに1カット毎に画調を追い込んで仕上げて行くことになります。ほかの編集ソフトMedia Composerでは同じLUTを充てても、なかなか同様の画調に一発で変換出来ず、方法を模索しているところです。
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2017年09月24日

続Blacmagic Design UltraStudio Express

今回の本機の購入については、サブ機用に買った同社Intensity Pro製品の取り換えのほか、VTRに一旦、録画して行っていたDVD用途へのダウンコンバートの代わりへの役目もあります。次の本作業までに問題なく使えるか、確認しておく必要もあり接続テストと画質の検証をしてみました。同一メーカーでもSDIの微妙な仕様差が原因で信号の受け渡しが、うまく行かない機材や組み合わせもあります。

下の方は2年前から使っており、本機の上位機種にあたるUltraStudio 4K。その天板に鎮座しているのがUltraStudio Expressで表側?は一切、コネクタの類はありません。双方ともThunderboltで各Macに繋がれており、2台間でダウンコンバーターを通しながら、リアルタイムでの映像変換を行っている時の様子です。
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Expressの方は電源が入ると中の白いLEDが点灯します。熱が心配でしたが、長時間使い続けても、本体がほんのり暖かくなる程度でした。それにしても、大きさを比べると何とコンパクトなことでしょう。

テストではHDからのSDダウンコンバート信号をExepressを使って再キャプチャした映像・音声をマスモニで確認。斜め線のジャギーが発生しない、SD解像度のピクセルが整数倍で表示されるモードでチェックします。この後、UltraStudio 4Kと相互に入れ換えてみたりもしましたが、画質も満足のおける物でした。また、一部のキャプチャーデバイスのように、信号レベルの100IREを超えた領域が切られてしまう現象も見受けられませんでした。
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騒音源の冷却ファンについては小さな物が付いていたのですが、殆ど無音に近いレベル。今後の編集作業では、こちらの方をメインで使いたくなってしまいました。UltraStudio 4Kは動作音が煩いし、HDの製作用途でしか使うこともなく持て余し気味。今更ながらですが、2台共、Expressでも良かったかなと。
UltraStudio Expressについては、現在、Thunderbolt3対応の新機種が発売になり、メーカーサイトからは消えていますが、今なら、新品で流通在庫もあるようです。
Blackmagic Design UltraStudio
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