一見、形式、台車の形状からスハ43系と紛らわしい車ですが、車体はオハ35後期形と同じで、スハ42はオハ35グループに分類される客車とされています。同時にやはり、オハ35の緩急車オハフ33をベースとしたスハフ41も20両製造されていますが、こちらは台車を旧1等寝台車マイネ40のTR34と振替えてオハフ33に編入され、新製から1年ほどで形式消滅しました。
1986.10 佐津
スハ42からは61両が近代化および軽量化工事を受けてオハ36(一部は電気暖房取付でさらにスハ40に)となりました。写真は福知山区のスハ42 76で山陰本線、福知山線等で活躍。鋼板屋根製の体質改善車ですが、このようにオハ36になり損ねた青いスハ42も存在しました。
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