2017年09月17日

LTOテープドライブの使い方2

2、システム導入に最低必要な物について


☆LTOドライブ本体(LTO5以上〜 単体・SAS仕様)
ドライブはどのメーカー製品も大きく分けて二つタイプがあります。一つはサーバーに組み込む内蔵タイプ。二つ目は外付けのDVD/BDドライブを、一回り大きくしたような筐体に収めた単体ドライブ(シングルドライブ)。筐体には電源や冷却機能もあり、後者の方が価格は高くなります。

なお、このサイトではLTFSファイルシステムでの小的規模での利用を前提にしていますので、その対応上、LTO5以上の単体ドライブでなければいけません。中でもLTO5はドライブ本体やメディアの価格もこなれており、最も導入しやすい世代デバイスです。

このサイトで使用例の製品 TANDBERG DATA社 3520-LTO (LTO-5 HH外部SASドライブキット)

製品サイト:http://www.tandbergdata.com/jp/index.cfm/products/tape-drives/lto-drives/lto-5-hh/
 draive.JPG

ドライブ裏面には、データの入出力コネクタが付いており、主にSAS(Serial Attached SCSI)、FH(ファイバーチャンネル)の各インターフェイス仕様がラインナップされています。他もThunderboltやUSB3.0、また古い規格のLTOドライブではパラレルタイプのSCSIインターフェイスを採用した製品もあります。

ドライブ値段の目安 LTO5シングルドライブ 約30万、LTO6同 約40万強、LTO7同 約70万越〜
高価なデバイスですが相場より安く買う方法はあります。(後述)

☆Express SAS ホストアダプタ
PCIバスからSAS接続を行うのに必要な拡張カードです。用途に応じて内外別やポートチャンネルの数が異なる製品がラインナップされています。LTOドライブの用途ではデータレートが6GB/sあれば、ポート数が最低限のホストカードでOKです。必ず外部ポート接続タイプの物を選んでください。
価格目安 約2〜6万円 メーカーにより差があります。

当方は定評のATTO社 H644を選びました。

製品サイト:http://www.servants.co.jp/product/adaptor/sassata-adaptor/276/
https://www.atto.com/products/adapters
ATTO_H644.jpg

☆SASケーブル
ドライブとmacの設置関係で必要な長さの物を用意します。SASのコネクタ形状には標準SASとMini SASタイプがあります。ホストアダプタ、ドライブ双方の接続端子と合致しているケーブルを買い求めて下さい。ドライブにSASケーブルが1本付属しているメーカーもあります。

当方はAmazonで数千円の物を購入しました。

製品サイト:https://www.amazon.co.jp/エスエージェー-外付け-miniSAS-ケーブル-1m/dp/B00UJ4D08G/ref=sr_1_35?s=computers&ie=UTF8&qid=1505618054&sr=1-35
sas_cavle.JPG

価格目安  数千円〜数万円

☆ストレージ
遅いストレージではバックアップ、書き戻しに要する時間が増えてしまいます。内蔵、外部タイプを問わず特別な装置は必要ありませんが、RAIDボリュームを組んで、ドライブ転送速度(LTO5なら8GB/分)を上回るHDD/SSDの使用が望ましいです。また、少なくとも使用規格のカートリッジよりは大きなボリューム領域を確保して下さい。


☆LTOカートリッジ
メーカーは国産、米国製など色々。中にはWORMタイプ(上書き消去不可)やバーコード付きの製品がありますが、通常はUltriumタイプを買い求めてください。新品ドライブには、純正品が1巻付属していることが多いです。

値段は銘柄によりますが、LTO5用で約4千円〜7千円/巻。これも相場より安く買う方法はあります。(後述)
lto_tape.JPG

☆クリーニング用LTOカートリッジ
使用機会は少ないですが、ヘッドの目詰まり時や定期クリーニングで必要になります。なお、クリーニングカートリッジは全世代規格共通で使用出来ます。使い方はドライブに、カートリッジを挿入すると自動でクリーニング動作を行い、終わると排出されます。50回目の使用に達した場合は新品に交換します。
c_tape.JPG

☆ドライブメーカー配布のLTFSドライバ
メーカー各社から提供されています。無償でダウンロード出来る場合が多いですが、提供先によっては有償だったり、ユーザー登録を済ませないと入手出来ないメーカーがあります。

TANDBERG DATA社製ドライブのダウンロード先(OS別の各ドライバと日本語ユーザガイドがあります。):
http://www.tandbergdata.com/jp/index.cfm/solutions/ltfs-for-archive/ltfs-downloads-for-lto-56/

☆操作用ツール
ファインダーから、カートリッジへの書込み・読み出しを行うのに必要なアプリケーションツールです。
Rapid Copyはアップルストアから安価で入手出来ます。日本製の汎用ツールなのでテープ装置の読み書きの他、HDD間のコピーツールとしても便利です。

L'espace Vision Rapid Copy ver.1.2.5 APPストアで税込2,300円(2017.9現在)
製品サイト:https://itunes.apple.com/jp/app/rapidcopy/id975974524?mt=12

L'espace Vision LTFS Quick Tools(無償)
ダウンロード先:http://www.lespace.co.jp/file_bl/rapidcopy/rapidcopy.html
ツール.jpg


posted by tera-pro管理人 at 16:21| Comment(0) | TrackBack(0) | LTOテープドライブの 使い方
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/181023565

この記事へのトラックバック
MAILiconDownload.cgi.jpeg
Powered by さくらのブログ
スポンサーリンク