商品タイトル一つ、世に出すのにも必要になってくるデモ用や予告編etc...の付帯作業。BDやDVDだと複雑なレイヤーを重ねたメニュー画面用画像も。その下ごしらえをやっています。
ところで、画像ソフトで作ったキャプションやロゴ、図形を用いるのに、厄介なのが、色域(ガマット)をキチッと決められた規格の中に収めること。
Rec.709とか、最近じゃHDRの同2020とか色々ありますが、PCと通常のDVD/BDやTV放送では、表現出来る色の濃さが違うんですよね。編集がコンピューターで完結できるようになった弊害で、これが、そのまま使っちゃう人が今だ絶えません。
Titler Proには、これを制限内に収めて出力してくれる機能があります。Phtoshop等の外部ソフトで色域の意識をせずに作った
ファイルをインポートして再出力してやればOKです。この機能だけでも、持っていて損のないソフトかと。
↓PNG形式に出力したファイルをテロップとして、編集ソフトに載せた状態。測定器で確認すると、閾値である >の点線内に収まってますね。

↓Titler Proを経ず、元のファイルを直接タイムラインに載せた状態。信号の範囲がはみ出ちゃって、測定器の左下に赤いエラーが出ていますね。他所様へ納品や受け渡しするのに、勝手にHDRな画材はNGです。
posted by tera-pro管理人 at 19:06
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日記