当初、函館ー札幌間を最速3時間を切る「スーパー北斗」として斬新な振込式気動車として登場しました。今は体験することも不可になってしまいましたが、貫通扉前のスペースが絶好の眺めになる特急車両として、後々の形式までそのスタイルを貫く最初の車両でもありました。
実は先頭部こそ高運転台構造になっていますが、実はベースがJR四国の2000系。その2000系開発もJR西から人的な技術支援もあって実現したと聞いています。登場は92年。まだJRから移行して間もない頃で、国鉄時代の繋がりも色々あった訳ですね。
画像は駆け出しの頃に撮れた試作車編成(ポジもあるんですが動画の切り抜きにて失礼)。塗色も今回の復刻されたスカートがグレー色の他、先頭車の連結器が自動連結器にブレーキ用空気管付という最初期の姿です。あれから早30年。あの頃が遠くになりけりです。
