新幹線の博多開業に合わせて筑豊地区へ投入された近郊型スタイル車両ですが、当時の国鉄にしては基本、普通列車用だったにも関わらず、車内設備は関西私鉄の無料特急並みの扉間転換クロス、冷房付きと異例な形式でした。(当初は塗り分けは急行色を踏襲しながら、赤部分がキハ58系と同じでなく、DLや一般気動車ツートンの朱色4号)
後に登場の117系電車の原型でもありますね。
まだ、香月線や添田線が残っていた筑豊時代にも乗ったことがありますが、雑多な在来型気動車と長編成を組んでいた頃を思い出します。大村線は昔、夜行鈍行「ながさき」で乗ったきりなんで、こいつで、大村湾の車窓を眺めに、もう一度行きたかったなぁ。また国鉄型の一型式が消えて行きますが、急速に世代交代が進むなかで残る車両たちも後何年みられるでしょうか。
