2017年10月30日

南近畿ワイド周遊券

先日、周遊券の話が出ましたが、発売が終了してから既に久しく、どんな切符か知らない方もおられると思います。保管ファイルを当たったところ、幾つか出てきたので、そのうちの南近畿ワイド周遊券の現物をご覧に入れましょう。
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券面のとおり、関西本線を含む以南の国鉄(〜JR)線が、7日間、10,300円ですべて乗り放題。
切符が発行された時は往路用のA券、周遊エリア・復路用のB券が綴りになっており、A券は最初のエリア下車駅の改札で回収されます。
しかし、当時、全国各地向け周遊券の中でも、この名古屋発の南近畿ワイドは、例外的に発駅が即、周遊エリアとなる唯一の存在でして、関西線経由ならば名古屋から特急「南紀」で連日の出張にも使えたりもしました。(この名古屋発は後に発売中止)
また、裏面のとおり東海道本線(新幹線・名神の国鉄ハイウェイバス含む)で京都から奈良線、草津から草津線ほかも経路に指定されていますので、往復の際、1回づつは、こちら経由での利用も可能でした。

当時、これを買うのに一旦、名古屋駅へ出向いてから期間中の7日間、奈良線の最寄り駅からは木津までの乗り越し運賃で出入りできたので、帰っては次の日に、また出かけたりしました。ワイド周遊券については、この前年から急行列車だけだったのが、特急の自由席も特急券なしで利用可能に改められて、乗り得感も満点な切符でした。

引退間近な10系寝台客車に乗りたくて、夜行鈍行「はやたま」にも亀山ー天王寺を通しで乗車。紀伊勝浦ー東京を結んでいた寝台特急「紀伊」をはじめ、この少し前までは、名古屋からは夜行急行「紀州」、天王寺からも同「きのくに」も走ってました。高速道路が整備された現在では、考えらないほど南紀は不便な地域でしたね。
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posted by tera-pro管理人 at 20:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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