2017年08月05日

アナモフィックレンズ

先日、売却した不用品の中から。写真はアナモフィックレンズと呼ばれていた特殊レンズです。シネマスコープサイズの画角を得るのに使う補助アクセサリで、撮影機レンズの前に装着することにより、横方向を光学的に1/2に圧縮して4:3スタンダード画角のフィルム上に収めます。映写時は、映写機レンズの前に取り付けることにより、フィルム上の映像を横方向へ拡大してスクリーンに投影します。中玉が細長い楕円状になっているのが見てとれますね。
IMG_2962.JPG
IMG_2963.JPG

ブツは8mm映画用のものですが、イメージサークルが異なる16mmや35mm用もあります。レンズに彫られているKowaという光学メーカーは、今でも双眼鏡や写真レンズ、医療機器を作っていますが、理科の実験室の顕微鏡に見覚えがある人も多いのでは。テロップが電子化される前は、テロップカードや紙ロールを用いるテロッパー装置も作っていました。

ビデオでHDが普及する前、16:9で記録することが一時流行りましたが、センサーの切替によらず、同様のOPレンズで撮影する機種も商品化された事もありますね。

このレンズは結局、実用で使うには勝手も悪く、数十年も未使用で埋もれたままになっていまして、お金のない学生だった小生には勿体無い投資でした。
posted by tera-pro管理人 at 10:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
MAILiconDownload.cgi.jpeg
Powered by さくらのブログ